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病院に行くなら保険証を忘れずに!その理由を分かりやすく解説
今回は当たり前の内容を文章にしてみました。
医療機関を受診する際に持っていくのは当たり前だろって思われている方⇒ まさにその通り!以下読まなくてもいいかもしれません。
が、しかし、
もって来ない方が稀にいらっしゃいますので解説したいと思います。
病院に行くなら保険証を忘れずに!その理由を分かりやすく解説
「病院に行くとき、保険証を忘れてもなんとかなるんじゃない?」そう思っている方、実は損をしているかもしれません!今回は、なぜ病院で保険証が必要なのか、その理由を分かりやすく解説します。
1. 医療費の負担がグッと減る!
日本の医療費は、実はとても高額です。例えば、ちょっとした風邪で病院に行き、薬をもらっただけでも数千円かかることがあります。しかし、保険証があれば、私たちが支払う医療費は通常3割負担で済むんです。残りの7割は、私たちが毎月支払っている保険料でまかなわれています。
つまり、保険証は「医療費の割引券」のようなもの。これがないと、本来支払うべき金額の10割を負担しなければなりません。
2. 全国民が医療保険に加入する「国民皆保険制度」
日本は、「国民皆保険制度」という素晴らしい制度を採用しています。これは、全国民が何らかの医療保険に加入することで、誰もが安心して医療を受けられるようにするための仕組みです。
保険証は、この制度を利用するための「証明書」のようなもの。病院で保険証を見せることで、あなたがこの制度の対象者であることを証明し、医療費の割引を受けることができるのです。
3. 保険証がないとどうなる?
もし保険証を持たずに病院に行くと、医療費を全額自己負担しなければなりません。後日、保険証を持って再度病院に行き、払い戻しを受けることも可能ですが、手続きが面倒ですよね。
また、病院によっては、保険証がないと診療を受けられない場合もあります。
保険証がないと10割負担になる理由
- 保険加入の証明ができない:
- 保険証がない場合、医療機関はあなたが医療保険に加入しているか確認できません。
- そのため、医療機関は保険者への請求ができず、医療費全額を患者さんに請求する必要があります。
- 医療機関の対応:
- 医療機関は、保険証がない患者さんに対して、医療費の全額(10割)を請求するのが原則です。
- 後日、保険証を持参すれば、自己負担割合を超えた金額の払い戻しを受けられる場合がありますが、手続きが必要になります。
つまり
保険証は、あなたが医療保険の加入者であることを証明する大切なものです。保険証を提示することで、本来であれば7割負担してもらえる医療費を、全額自己負担しなければならなくなってしまいます。
4. マイナンバーカードでも保険証として使える!
最近では、マイナンバーカードを保険証として利用できるようになりました。マイナンバーカードを保険証登録しておけば、万が一保険証を忘れても安心です。
まとめ:保険証は大切に保管しましょう
- 保険証は、医療費の負担を軽減してくれる大切なもの
- 日本の「国民皆保険制度」を利用するために必要
- マイナンバーカードでも保険証として利用可能